最近良く、「同じ石なら必ず安くしますから石の型番を教えて下さい」
「後ろめたい心が無ければ、型番をそのまま教えるのが正しい」そう主張する石材店がいます。
勿論、この考えは基本的に正しいです。
例えばG623は「新八光」「桜御影」そう呼ぶ会社がいます。
ちなみに、「新稲田」はG623にもG603両方に使っている墓石店があります。
ですが、少なからず、この型番が無い石も存在致します。
例えば インド材なら「ライチレッド」です。
いまは「ライチレッド」と呼ばれていますが、昔は「新マホガニー」と呼ばれていました。
型番が無いから…指定が難しくもあります。
正しいかどうかは石見本で知るしかありません。
例えば 「八光石」はG623と混同されがちですが「八光石」という石があり、これも型番がありません。
他にも「中国万成」や「栄州」「新山崎」「山西黒」「中国吹雪」等、型番よりも名前で流通している石もあります。
つまり、全ての石材に型番がある訳ではありません。
ちなみに、年単位だったら同じ型番で石が変わった石もあります。
石の型番よりも、実際にその石がどんな石なのか、自分の目でみて見たり、詳しく墓石店に聞いて見る。
そしてどのような工場で加工をしているのか、聞いて見る..そういった事も必要だと思います。