もう少し「ふ」についてのご説明をいれておきます。
この写真を見て如何でしょうか?
よく見て頂くと「黒い点」が竿石に幾つも入っているのが解ると思います。
これも「ふ」です。
勿論、黒以外に白もありますが、白は写真に写りにくいです。
花立のかさの上だから洋型の竿石にあたります。
これが綺麗だと思うかが、恐らく色々な面での分かれ目になります。
海外産の墓石より日本の墓石に良く現れます。
特に茨城県産の真壁小目や中目に現れ、この「ふ」の入り方こそが特徴です。
(写真は別の石)
結構沢山の「ふ」が入っていても、その事を良く知っている方は
「良い『ふ』が入っていますね」
「本当に一目でわかる素晴らしい墓石だわ」
と逆に喜ばれます。
国産の墓石にはこの「ふ」が入る物が多くあります。
嫌いであれば、インド黒などの黒御影を選ぶなど絶対に入らない石も選べます。
ただ。こう言った石目の「詫びさび」を楽しむのも、墓石の楽しみ方です。
国産墓石でお考えの方はご参考下さい。