私の墓石の師匠達

墓石 師匠

懐かしい、昔のチラシが出てきました。

2人の師匠に仕事を教わった事…それが石の坊の原点です。

1人目は、最高の技術を使い、本当に最高の墓石を拘って作ります。

信じられないかも知れませんが1.5㎡で200万以下の墓石は作らない名物社長でした。

そして2人目は 茨城県で小さな会社を経営していた社長です。

私は当初馬鹿にしていたのですが、仲良くなった結果…感化されて、まさかの激安墓石店に…

ですが、安くて良い墓石を販売していると…

『お客様に感謝されて気持ちが良い』

しかも、自分のままで居られる。

その結果、激安墓石店を経営しています。

安くても原石に拘り、加工は最高技術の美術工場。

それが石の坊の原点です。

墓石店のキャリア 30年以上前の実績は必要ない!

最近良く、老舗の墓石店や昔から大手墓石店が、

『当社は創業●●年だから実績がありますから安心して下さい!』

そういう営業トークを使ったり…

 

『なんたって歴史と年季が違います』そういう墓石店もいますが…

正直言いまして…そんなのは宛になりません。

だって30年も遡れば、今の技術や目で見たら…良い墓石など殆ど無いからです。

この30年間で墓石業界は技術が凄く向上しました。

例えば、墓石CAD

30年くらい前ではCADを持ってない墓石店もあり、手書きで頑張っていました。

私は当時勤め人だったのですが、先輩から教わりながら、手書きで図面を書いた覚えがあります。

それがこれです…

           クリックすると大きくなります

 

こんな感じの図面を手書きで書いて、石の仕入先と交渉していました。

流石に大きな石の商社は、建築用のCADを上手く使っていましたが、小売り店

は定規を使ってこんな感じに書いていました。

だから、此処遡れば…優秀なCADデザイナーはほぼ居ない筈です。

少なくとも私の周りには居ませんでした。

だから…

新しい技術を取り込んでいく墓石店が素晴らしく…過去の歴史は余り関係ありません。

今の技術は過去の物とは全く別…そこ迄進化しています。

墓石に関しては、歴史ある墓石店より新しい技術を取り入れていく墓石店の方が素晴らしい墓石を作れると思います。

少なくとも私はそう考えます。