最近のお墓について困った事

最近のお客様で良く困る事があります。その一つは「とにかく説明を聞いてくれない事」です。幾つもの石材店で相見積りをとっているお客様に多いのですが「説明が多分同じだから聞く必要が無い、そう思っているお客様です。ですが、石や施工についての説明や見解はその石材店によって違います。面倒くさいと思っても聞いた方が後でトラブルがありません。二つ目は「ともかく安くお墓を作って欲しい」という依頼です。「何でも良いから安くして欲しい」そういうのです。本当に何でもいいからやすくと言うなら、幾らでも安くできるのですが(流石に30万とかは難しいですが)実際に「本当に安くしたお墓の図面」を引くとだいたい「イメージ」と違うとなります。どの位の金額でどんなお墓を作りたいのか? そういうイメージがお墓作りには必要です。

スエーデン黒 ファイングレン 粗目 何なんだ 

最近、相見積りので負けた時の事です。お客様がスエーデン黒、それも最高品質の物をという依頼を受けました。幸い、小さなお墓だったので、ファイングレン(ファイングレー)が取引商社にあったのでそれでお見積もりを出させていただきました。スエーデン黒の一番目が細かい石をファングレンと言います。そこから、エボニー、ボナコートと品質が落ちていきます。お見積もりを出してから1週間、「他のお店の方が10万円位安いからそちらで決めた」というのです。ですが、「粗目というのが気になるのよ」と何か変な事を言い出しました。「ファイングレンの粗目ってどんなの?」と聞かれましたが、もう入金済みらしいので「当社では扱った事がありません。から知らない」と答えました。 ですが、ファイングレンに粗目なんてありません。スエーデン黒で粗目は「ボナコート」です。もしかして、ファイングレンより目の少し粗い「エボニー」かと思ったのですが、、、建ったお墓は「どう見てもボナコート」でした。お客にはお気の毒で言いませんが、、、「ファイングレンの目を粗くすれば、確かにボナコートだよな」と思いながらも、「ファイングレンと別の石じゃん」、、、詐欺とは言わないけど「悪質だな」とは思いました。  正直な石材店ご希望なら、石の坊におまかせ下さい。

素人石材店にご注意!都営霊園なら杭打ちは必要ありません。

最近、「多磨霊園」でお客様をご案内していた時の事です。その時にお客様に聞いたのですが、「当社は杭を4本打ち込むから地震にあっても傾かない」と言うのです。ですが、、杭って地盤が弱い場所では確かに打ちますが、テレビの住宅の話しでもありますが「支持層」まで届かなくては意味がありません。当社のが打った杭はちゃんとした別業者に頼んでその時は1本の長さが12メートル(記憶が正しければ4メートルの杭を3本連結しました。)勿論、金額も莫大にかかるし、そんな事をする意味は「多磨霊園」なら無いと思います。 「杭をうちたいんだ」これだけなら私は「すげー事する石屋もいるな」そう思うのですが、(他社で作ったお墓に水平機をあてて)「ほら、杭を打って無いから傾いているでしょう」というような商売をしています。 私の所にも「お墓が傾いているから修復してください。」という依頼も受けますが、、、、大抵は「勾配」をつけているだけです。この勾配「水勾配」と言い、水が溜まらないように傾斜をつけます。これをつける石材店とつけない石材店があります。古い石材店の中にはいまだにこれを大きくつける店もあります。ですが、これは傾いたのではなく、元々から傾斜をつけているのです。勿論、逆に勾配をつけずに「水平」に拘る石材店もあります。ですが「水平を保つ」も「勾配をつける」どちらも正解なのです。 その状況で他社の新しいお墓に水平機をあてて「傾いている」なんて言うなら、、、解ってやっているなら「嘘つき」、解らずにやっているなら「知識不足」です。いずれにしても他社が建てたお墓を、見るだけでなく勝ってに触るなんてマナー以前の問題だと思います。もし、お墓について聞きたいなら、石の坊までお問い合わせ下さい。

本クンナムの在庫がとうとうなくなりました。

「本クンナム」いわゆるオールドクンナム、グランドクンナムがとうとう無くなりました。「本クンナム」とはまだEとか、Sとか後に付く前、どこの石屋さんでも「クンナム」という名前で扱う石が1種類しかなかった時代の石です。つまり「クンナム」という名前で呼ぶ石が1種類しかなかったので本来は「クンナム」が正しい呼び方だったのですが、後に「クンナムE」や「クンナムS」等クンナムと冠する石が入ってきたので区別する為に「本クンナム」と呼ぶようになりました。大変昔の石で随分前から「採石しなくなり、流通も無かった」のですが、たまたま、中国で在庫を抱える商社があったので一部買い、特別に譲ってもらっていた物になります。とうとう当社がまとめて購入した物はなくなり、そのあともずるずるとお持ちの物を無理言って譲って頂いていたのですが流石にもうなくなりました。(修復用の在庫は別) もう閉山した石なので今後の入荷はありません。今迄ありがとうございました。

富山の宮崎さんから紹介を頂いたのですが、、、驚きました。

先日、「富山のお墓の営業マン宮崎さん」(宮崎さんのプログはこちらです)から都営霊園のリフォームのお客様の紹介を頂いたのですが、、、驚く事に紹介料を辞退されました。 紹介じたいのお話しも宮崎さんからではなく、お客様とメールでやりとりした時に教えて頂き。お礼をかねてメールをした所。「お金や名誉でやっているのではなく、私はお客様に良いお墓を建ててもらいたいだけなんです。」との事でした。 実は私は「紹介業者」や「お墓の評論家」は余り好きではありません。それは勤め人時代に物凄く気を使っていたからです。紹介料の関係で「高く販売すればするほど紹介が増えます。」紹介料は石工事の10パーセントから30パーセント位が多いので、高く販売すればするほど紹介業者の実入りは高くなります。墓石を高く販売すれば営業としての評価が会社で高くなり、更にその高額販売が業者の目に留まれば「紹介が指名で入ります。」私が勤めていた会社では大手という事もあり多い時には年間20億円相当の紹介が入ります。その為、紹介会社に気を使うレポートをあげたり、来社の折には接待したりと大変でした。 正直墓石店ではなく「ホスト」にでもなった気がした位です。何を言いたいかと言えば「高額でお墓を販売する業者や営業」こそが「紹介業者やお墓の評論家から紹介が貰える」そういう事だからです。そんな中、本気で「自分の紹介料は要らないから、その分お客様に」とはなかなか言う方はいません。(偽物はいます。)宮崎さんは「素晴らしく、信頼のおける墓石の専門家」その一言につきます。