最近、お墓のの納骨の後の目地(コーキング)について聞かれる事があります。古い石材店や石屋さんの中には「埋葬後、拝石部分(蓋周り)に充分に目地止めしておかないと、カロート内に雨水がたまってしまう。」そういう方がいまだに多くいられますが、、、10年位前から実はこの拝石部分周りの目地止めには余り意味が無いという事が解ってきました。 その理由としましては水が出る立地のお墓はこんな事では防ぐ事はできない。 あらかじめ水対策を講じたお墓の場合はコーキング等しなくても水は一切気にしなくてもよい。そういった理由によります。ちなみに、物凄く水が出る立地ではどう頑張っても水がでます。 当社で納骨の際に600件のお墓を調査した所(関東の都営市営霊園調べ)拝石を上に設置したお墓の殆どが水が入った形跡がありました。つまり、モルタルやコーキングをしても水は入ります。一番大切なのはお墓の作りです。水抜き穴を設置したり、水対策を取る事です。 目地止めは新しい作りのお墓(丘カロートや排水処理のあるお墓)のお墓ではただの化粧(デザイン)ですので見栄えが気になるなら入れない。そういう選択もありかと思います。 一部の民間霊園では「目地止め(コーキング)をしない。」そういう霊園もあります。最近、しっかり水対策されたお墓なのにものすごく厚く見栄えの悪い目地を後からされたお墓を見た時悲しくなりました。 節に新しい考えを導入して貰いたいそう思います。新しい考えのお墓なら「石の坊」までお問合せ下さい。
お墓の目地(コーキング)について
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