石目について…ほぼ同じとしか答えられません。

最近、良く「この石目で間違いないですか」契約前に確認をとるお客様が良くいます。

石の坊では『ほぼ一緒です』としかお答えしません。

石見本は、商社から頂いた新しい物で、いまある原石と同じですがそれでも『全く同じ』とは言えません。

他の物に例えるなら『犬』や『猫』です。

チワワが欲しいと言って、ペッショップを見て歩いても1匹として同じワンコは居ません。

それと一緒です。

車やPCなら同じと言えるかも知れませんが…石は天然物です。

だから、細かい事を言えば『この世の中に全く同じ墓石』はありません。

あくまで『ほぼ一緒』であって同じではありません。

良く、「同じです」「これより綺麗です」という営業も居ますが、多分それは嘘の可能性が高いです。

特に、流石に日本の石は「古ければ古いほど良い石が多く、新しくなるにつれ悪い石になる傾向があります」(あくまで一般論です)

「ほぼ同じ」 これが一番無責任ではなく、誠意ある回答だと思います。

最近は10件に1件程、契約を断るケースがあります。

ここ暫くは、コロナの影響で暇になるかと思っていましたが…

当社に限っていうなら、忙しい状態ですが、売り上げが下がる。

そういった状態になっております。

理由としては

①墓石を購入するお客様の単価が下がった事。

以前は2㎡辺り50万円前後のお客様が多く居たのですが、今では30万円代のお客様で『これで良い』そういうお客様が多くなりました。

実はこれは当社にとっては嬉しいお客様なのです。

当社の場合は一部の墓石を除き、利益を固定していますので『安いお墓を即購入』こういうお客様が一番好ましいのです。

ただ、困るのが

②どんなお墓が作りたいのか『自分でも解らないお客様』が増えた事。

最近はコロナの影響なのか、時間があるお客様が増えました。

石の話から始まり、何回も図面を書いてようやく決まった。

その瞬間に、やっぱり違う石と図面で…を繰り返しするお客様が増えてきました。

勿論、一生に一度の買い物だから拘りたいのは解りますが…ゼロから再度スタートはキツイです。

当社の場合は…お墓や石を時間を掛けて見学して『これで建てたい』そう思った時から考えた方が良い。

そうアドバイスしています。

③色々な石屋さんに聞いて頭がこんがらがっているお客様が増えた事。

石屋さんは皆が同じ意見ではありません。

一つの図面に対するこだわりも石材店によって全く違います。

例えば、石の品質…仕入れ先が違えば見解も違います。

施工の仕方。

その石屋さんにより拘りがあります。

その為A社とB社で全く違う事を言う。

そんな事は山ほどあります。

当社とは言いませんが『信頼できる1社が決まったら、他の墓石店の意見はきかない』それがベストです。

特に相見積で負けた石材店は『嘘を言う』事も多いので注意が必要です。

当社の場合は②③の場合は契約を断るケースが御座います。

 

相見積について

ここ暫くは、おかげさまで、30万円台~40万円代のセール品のご依頼が多く忙しくてプログの更新が止まりかちでした。

今回のテーマは墓石の『相見積』についてです。

私の会社でも『相見積』を推奨しておりまして。

3社から5社にお見積りをとる事を推奨しています。

問題はその後です。

相見積の結果、1社で決めた後は『他の会社の話や意見を聞かない様にしましょう』

当社でも偶にあるのですが『石の選択』『デザインの仕様』『工事の仕方』について契約前に決めており、契約をしたのですが…

契約が終わった後、もしくはその直前に「他社の意見では」と急に違う仕様の話に変わるお客様が居ます。

お墓は大きな買い物なのでお気持ちは解りますが。

『見積もり、契約は、その会社のサービス内容や技術も含んで決めるべきです』

結構、営業マン等には『相見積』に負けた腹いせに逆恨みから『とんでもない事を言う』営業マンも居たりします。

先日、真壁石の相見積で当社が勝ち、契約になった所、競合会社の営業から連絡があり『もっと品質の良い石で安く作れるから話を聞いて下さい』とお電話があったそうです。

勿論、真面な話なら良いのですが…

なんと『庵治石細目極上 共石で 1.8㎡の墓石を作って税込み70万円』で作るからと言ったそうです。

しかも国内加工で…

どう考えても材料費も出ません。

石屋さんなら絶対に出来ないと解かる筈です。

ですが、お客様にはそんな事は解りません。

そして、その結果『キャンセルしたい』と言われました。

契約して翌日なのと、入金前なのでキャンセルを受けましたが、その日から4日間して再度契約をしたいとご連絡を頂きました。

詳しく話を聞くと、その会社に契約をする旨を伝えたら『出来ない』と断られたそうです。

しかも営業はそんな事言ってないの一点張り。

このお客様に何があったのかと言えば…『営業マンの腹いせ』に乗ってしまったのです。

営業マンによっては自分が売れなかったお客様に『腹いせに損した気分にさせたい』そういう悪質な者もいます。

その為『絶対に他社が出来ない事を悔し紛れに言った』そういう事です。

通常であれば『もう他で買った後なのでお客様は悔しい思いをするだけです』

まさか、キャンセルして買いに来るとは思いません。

その結果…こんな事になったのです。

相見積で負けた石材店は『悔しい』そういう思いを持っています。

私にもそういう気持ちはあります。

その為他で決まったお客様やもう購入した墓石の鑑定を頼まれるのですが。

『購入した墓石店を信頼するべきです』

『墓石の作り方は複数あり、会社によって作り方も違います』

としか言えません。

事実、都立霊園ではいい加減な基礎で傾いている墓石が多くでています。

その結果、最近の工事規定には『基礎について』の一文も加わりました。

結局は…『信頼できる石材店に頼む』、それしか無いと思います