雨の日のお墓の施工や難しい施工について


雨の日のお墓の施工について良く書かれています。殆どの内容は書かれておりますが、他の方が書かれていない内容について今回は書いてみようかと思います。雨の日のお墓の施工をしている多くの墓石店は「自社で施工職人」を抱えている会社です。よく考えて下さい。 施工用の職人を3人会社で抱えていたとします。もし、梅雨などで天候が崩れ、雨が降り続く日が1週間あったらどうでしょうか? 月給で給料を払っているので「遊ばせる訳にはいきません。」その結果、「雨でも仕事してね。」そうなってしまいます。当社の様に「外注で職人に施工を依頼している場合はどうか?」職人も雨の日に作業をしたくないので「しっかりと休み」をとります。「天候が悪い時にはしっかりと仕事をしないで貰いたい。」その為に納期として3か月頂いております。そうする事によってより良い日に施工をして頂けます。ですが、、、「それでも、何が何でも雨の日に施工をして貰いたい。」そういった場合はどうなるのか、、、まず引き受けてくれても「職人さんへの支払いが割り増しになります。」 実は過去に数回、勤め人時代も含んで、雨の日の施工をした時があります。お客様のご希望や納期のせいでその日にするしか無かったのですから仕方ありません。 その1例が 「易者絡みです。」 易者の先生に占ってもらった結果、、「9月11日(すいません日時は適当です。)にお墓を建てると運が開けるから、絶対にこの日に施工して下さい。」そして、建墓予定日近く 私「あの、9/11には大雨になるというお話しですが、それでも建てますか。」 お客様「その日を過ぎると3年間お墓を建てたらいけないらしいので絶対お願いします。」 職人「流石に暴風雨じゃ無理だよ。」 仕方ないのでこの職人からの紹介で「特殊工」にお願いしました。実は「他の職人が出来ない仕事ややりたがらない仕事を完璧にこなす職人がいます。」ただ、金額がむちゃくちゃ高額です。 雨のケースの時は何と石を屋根付きのトラックで運んできました。そして、特殊なパックで包んできて(スーパーの魚等に近いです。)そして現場にサーカスで使うテントの小型版を設置。大体近くのお墓を含んで15件くらいまで広がっていました。そして専用ヒーラー(?)を石に挟み込んで充分乾燥させて施工してきます。 そして接着にはセラミックボンドに更に特殊薬品を入れて施工。最初から最後まで一切雨に触れずに施工。又ヒーラー(?)を挟んでいたので湿気すらなく施工。まさに神業でした。ただ、金額は通常同じ工事をするなら10万そこそこの職人への支払いに対して払った金額は確か36万円。特殊な事をお願いするという事は金額が掛かるという事です。この職人は実は千葉にいるのですが依頼条件の一つが「絶対に写真を撮らない事。」これは技術を盗まれたくないからだそうです。腕は良いけど高額すぎて普通じゃ使えません。 ちなみに、このエピソードは勤め人時代のエピソード、、この後私に待っていたのは、「始末書と部長の激高」でした。  当社、石の坊に置いての失敗は写真のお墓です。実はこのお墓を建てた霊園、昔しは重機を使って良かったのですが、、、しばらく前から「重機は一切使ってはいけなくなってました。」たしかに周りのお墓を見ると、、芝台が割ってあったり、8寸角だったりしました。なのに、写真の様な大きな墓石で契約してしまいました。しかも黒御影、、100キロを超えるパーツ多数、これは人工を増やせば対応できますが、一番恐ろしかったのは「700キロのパーツ」と「400キロのパーツ」がありました。職人から「物理的に出来ません。」との事でした。そしてまたもや「特殊工」の出番。ちなみにこの二つのパーツを特殊なワイヤー入りの帯で4人で持ち上げて載せて去っていきました。時間にしてものの1時間。ちなみにこの方も写真撮影不可でした。金額は、、、書きませんが「信じられない位高かったです。」それでも、思いっきりサービスしてくれた金額。正直、当社のお墓4件分以上の利益が飛んでいきました。  結論からいうなら、「雨の日の施工や特殊な施工でも難なくこなす凄腕の職人はいる。」ただし、高額すぎるのでまず、使えない。そんな所でしょうか? 

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