加工証明がつかない国産墓石は恐らく中国加工です!

先日の事ですが、万成と稲田石で施工した墓石の4社相見積もりとなりました。

お客様のご希望は、国産墓石でした。

安くというお話でしたので、中国加工をお勧めしてお見積りを提出しました。

その結果…負けてしまいました。

金額は当社が一番安かったのですが、他社は国内加工品で当社より『2割高いだけで作るから』そういう話でした。

問題は此処からなのですが…墓石について産地証明はつくけど加工証明はつかないと言うのです。

 

日本の石を国内で加工した物は『純国産墓石』

純国産墓石であれば『加工証明』がつくはずです。

もし加工証明がつかない国産墓石であれば、恐らくは中国加工。

もしくは日本で加工してもちゃんとした墓石店じゃない加工工場の製品です。

 

流石に、それは詐欺です。

とは言えないので良かったですね。

と引きました。

国内加工というのであれば、必ず加工証明をつけて貰いましょう!

信頼のおける墓石は石の坊まで。事細かな説明までさせて頂きます。

国産石材と外国石材の比較

国産材の利点

日本の風土にあってる

長年の使用実績により石の優越が判断できる

沢山の墓石を見れるので、将来の姿が解る。

万成

都立霊園に行ってみると分かりますが「万成」を使用してるお墓が多くみられます。

昭和40年代の墓石が多くあり、経年劣化が良く解ります

 

真壁石

茨城県産でよく見かける墓石です。

昭和40~50年代の墓石が都立霊園に多くあり、経年劣化が良く解ります

 

デメリット

価格が高くなる。

オリジナルデザイン墓石にするには平凡

 

こんな感じです。

 

 

中国材の利点

圧倒的な安さ

何と言っても価格の安さが圧倒的なメリットです。

材料も加工費も国内とは比較になりません。

デメリット

個人的には余り無いような気がします。

インド材の利点

硬度が硬く給水率が低い

カラーバリエーションが豊富

デメリット

安定供給できる石種が少ない

特殊な色の石は供給に時間がかかる

こんな感じです。

日本の石を中国で加工をした墓石でも産地が日本なのでグレーですが国産墓石です。

では、日本の石を日本で加工した墓石は

『純国産墓石』と言います。

本物国産墓石に拘るなら純国産墓石かどうか聞いた方が良いと思います。

純国産墓石の墓石は 石の坊までお問合せ下さい

国産墓石のデザインの選び方 

国産墓石を作る場合の注意点

都立霊園の場合は。

都立霊園 青山霊園 谷中霊園 染井霊園 小平霊園 多磨霊園 八柱霊園 でもし和型の墓石を作る時の注意…それは『加工をつけない事』です。

そうしないと国内加工にに見えなくなります。

実際に都立霊園の偉人の墓石も含み国内加工の墓石の多くは加工は殆どついていません。

これは国内工場の墓石ですが、見ての通り左右日本は加工がついていません。

日本で注文される国内加工の関東の墓石はほぼ加工がされていません。

国内加工は加工賃が高いので『加工しない墓石』が大半。

逆に下手に加工をすると折角の国内加工の純国産墓石が中国加工の墓石に見えてしまいます。

※ 茨城、群馬は少し事情が違います。

その為、出来る事なら加工しない事をお勧めします。

 

クリックすると大きくなります

これは和型の図面ですが、左が標準型、右が最高級型、国内加工に見せたいなら左側の墓石がお勧めです。

右の最高級型で作成すると国内加工に見えなくなります。

逆に標準型で作れば中国加工であっても国内加工に見えます。

日本の石の加工は中国、国内両方行っていますので

国産墓石も石の坊までご相談下さい

 

国産の石を使うならシンプルな方が良い

国産の石で墓石を作るなら加工をつけない方が『純国産墓石』に見えます。

逆に加工をつけてしまうと中国加工に見えてしまいます。

精々、頭を撫でる位の加工にしないと…それらしく見えません。

 

写真は当社で制作した 真壁石の墓石です。

この位加工をつけない方が国産加工の墓石に見えます。

偉人の墓石や古いお墓を都立霊園や市営霊園で見れば解かると思います。

国産墓石も石の坊までお問合せ下さい。激安価格で制作させて頂きます。

中国加工で国産加工に近い墓石を作る

中国の加工工場、とりわけ美術工場レベルだと日本人技術者が指導している工場も多数あります。

そう言った工場では日本のお寺に納める物も沢山作っているので日本の加工そっくりに加工が出来ます。

日本の石も結構入りますので…中国加工の日本産墓石も一つのプランとして考えて見るのも手です。

是非、ご検討下さい。

墓石の相談は石の坊までお問合せ下さい