お墓ディレクター検定について思う事

墓石店の営業マンの名詞に「お墓ディレクター2級」とか「お墓ディレクター1級」と書いてある事があります。

これは、日本石材産業が作った「お墓ディレクター」という資格です。

まだ全国でこの資格を社員に取らせてる墓石店はかなり少ないです。

日本石材産業協会」のホームページにはお墓ディレクター検定を作った理由として次の理由が掲げています。

お墓に関する正しい知識の普及を業界全体で図ること

生活者の様々な要望に対して適切なアドバイスをすること

生活者に対してお墓の正しい知識を伝え、適切なサポートができる人の育成

お客様の満足度を高め、叶えてあげること

こんな感じです。

ですが、これって意味をなさないような気がします。

お墓ディレクターって…

正しい情報をお客様に伝える事だと思いますが…

この資格は【運転免許】とは違います。

極端な話、一度習得してしまえば、例え詐欺で捕まっても失効しません。

その為、強制力はありません。

「ただ、知識が多少ある」

それだけの資格なのです。

しかも、実地試験はなくテストと論文だけなので

【施工が上手】【仕入れが上手い】という事はありません。

地元に根ざした「頑固だが良い仕事をする」というようなタイプの方々は「お墓ディレクター検定」というものに対して興味その物が無い方もいます。

ちなみに私もこの資格は習得しましたが更新はしませんでした。

本当に必要なのは…情熱、それに尽きると思います。

ちなみに、私は大昔に初代石の坊の社長に話した時…「受ける必要は無いわ」と言われ、半紙に免許皆伝と書かれ…

これで良いでしょうと言われました。

情熱ある墓石作りは石の坊まで

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