お墓を建てる時に黒の石を使用することは、私はあまり推奨してはおりません。
使用してもいいんですが、それはインドのクンナム級の石の場合のみで中国の山西黒は個人的にはお勧めはしたくありませんね。
黒い石は油につけた石
「この石は黒く見えるけど中国で油につけてるね、そういう事を聞いたことがあるから間違いないね」そういう墓石店がいました。
石を油につけると染みこんで水に濡れたように色が濃くなるんです。
聞いたところ重油につけたということでお墓の外観は黒かったそうです。
まさか重油につけて黒くした石を山石黒などと言って売ってたんでしょうか?
まったく謎です。
もちろん聞いたのは関東の方で北陸ではこのような事を聞いた事はありません。
墓石店さんのHPにはやたらと「ブローカーには気をつけろ!」と書いてあります。
まともな石屋なら重油につけた石を販売するわけがないですからね。
この疑問の回答は今なら出ています。
本来の山西黒は茶色なのですが日本からの指示で染めていました
染めなくても黒い山西黒はありますがカイザーブラック、インペリアルブラックと高価です。
今現在も黒の石にワックスは使いますが、重油ではありません。
これが薬品です。
中国から送って貰いました。
一番近い成分は靴用の液体WAXでした
左がWAXが掛った石。
右がWAX無しの石。
気になるなら注文時にWAX無しでも受けて貰えます。
工場からしたら1工程少なくなるから喜びます。
ただ金額は安くなりません。