中国の石にも良し悪しがあるということや、デザイン性などを重視、などと書いておりますが、
消費者がそうのよな要求をした場合は墓石の価格は据え置きという事はありません。
必ず僅かですが価格は上がります。
お客様が要求して価格が上がる場合
普段は使わない珍しい石を使いたいといった時
規格外の寸法になった場合
複雑な加工を要求した場合
これらの場合は価格は上がって当然なので、墓石店にサービスしろとは言わない方がいいと思います…というか出来ません
普段は使わない特殊な石を使いたいといった時
国産の丁場によっては開店休業状態の採石場もあるようです。
そういう石を使いたいと要求した場合は確実に価格は上がります。
その石があった場合はすんなりと事は運びますが、なかった場合は数ヶ月も待って採石してもらわないとなりません。
これだって力のある墓石店でなければ丁場側もやってはくれません。
調べてもらっても「無い」と言われる確率も高く、あっても高額になります。
外国石の場合も、特殊な地域の石(南米や北欧など)を要求した場合、とくに過去にはよく使ったが現在はあまり使われていないという石の場合も価格が高くなる可能性はあります。
インドのインペリアルレッドなどのカラフルな石で、お墓が大きな場合も数ヶ月かかりますし、若干価格は」あがると思います。
部材の小さなお墓ならばすぐ手配できますが大きなものは日数がかかります。
規格外の寸法になった場合
これはほとんどの方は心配しなくていいでしょう。墓地の面積が広いとか大きなお墓を建てる場合の事ですから。
墓石はほとんどが中国から輸入されるので「コンテナ」に入っています。
一辺が190cm以下でなくてはなりません。分かりやすく言えば210cm角の正方形の石材は無理です、コンテナに入りません。
190cm角を超えるとコンテナでは運べなくなって、特殊な方法で運んでこないといけません。かなり割高になります。
複雑な加工を要求した場合
石材店によっては「総銀杏仕上げ」や「蓮華加工」で加工費を請求されます。
才単価を表す時に統一できないのは加工代を中に含めるかどうかも考えないといけないです。
だらか価格は出せないのです。
「総銀杏仕上げ」や「蓮華加工」ならまだしも浮き彫りなど、加工代を据え置けと言うのは絶対に無理です。
墓石店が出来ることと出来ない事として、価格について話をしましたが、施工などでも出来ない事があります。
お骨の残りは処分してくれなどと言われた場合です。
墓石店でも出来ることと出来ない事もあるので理解ください。