見積もりや契約書にはインド黒としか書かれていない。
これ20年前には普通にあった事です。
インドには何十種類も黒い石があります。
インドの黒い石は、KNM K2、LK01、LK02、TNM、PON、JJ、BVR、YKD、PAN、PTK、TVK、MU、その他いろいろ。
黒い石の中でも「クンナム」という石が一番高いというのは普通に解ります
クンナムにもいくつか段階があるし、中にはクンナムではないのにクンナムの仲間に入れてしまってるものもあります。
墓石店が「インド黒」としか書かない理由は?
本当の名前を知られたくないからでしょうね。
値切られたらちょっと安い石にするつもりだと言うのがミエミエって感じがするんですけどね。
それ以外に理由なんてないとおもいます。
やはりクンナムがいちばん高いですね。
仕入れ才単価がかなり違います。
なので製品レベルだと相当の価格差が出ます。
これが、多分今の現状…ですが
ですが…目黒区のお寺に昭和初期に建てられた『インド黒』の墓石が結構あります。
約30年以上前、私が墓石店に勤めていた時…既に高齢な墓石店の社長と話した事があります。
その社長曰く…
海外の石なんて、滅多に使わない時代だよ…インドから黒い石なんて滅多に仕入れないから…向こうも『石の指定』なんて受けなかったよ。
という事でした…当時の資料で木箱に打ち込んだデーターも『インド黒』としか書かれていません。
これじゃ…無理ですね。
ここから、もしかして来ているのかも知れません。