原石の買い付けをしています

最近は原石の買い付けに嵌まっています。

ただ安いだけでなく、他の会社が持ってない良い石を手に入れた瞬間。

それが凄く感動するのです。

しかも、上手く探すと昔の仕入れ値で販売してくれたりしますのでお客様にとっても凄くメリットがあります。

その為、石の坊には他の石屋さんに無い石が沢山あります。

もし、宜しければ、当社ショールームに来てみて下さい。

他には無い閉山してどこも販売して無い石が無数にあります。

墓石 原石

写真は実際に当社が買い付けた原石。

なんと20年前に閉山した丁場の石。

勿論、他社にはない石ですが、格安で販売しています。

 

 

他には無い墓石、感動が石の坊にはあります。

予算が無くても良い石で制作したいなら石の坊まで問い合わせください。

国産墓石だからと言って安心は禁物です。

国産墓石を購入するなら注意が必要です。

まるで安い石は良くないとばかりに国産墓石を勧める墓石店もおりますが…

どんな墓石にも『良い所と悪い所があります』

よく国産墓石は劣化しないし安心。

そんな事ばかり言う墓石店がいますが…そういう墓石店は信じられません。

国産墓石の多くは劣化を楽しむ、それが本当の、国産墓石の楽しみ方です。

これは、深く石に関わった人なら皆が言う筈です。

証拠が見たければ、古くからある寺院や都立霊園に行けば、証拠は幾らでもあります。

よく、当社にも建て替えの話がきますが…

「これは良い石なので勿体ない」

そう答える事が多いです。

だって、今が一番、綺麗に見えている時ですから。

 

例えば、この写真見てどう思います?

稲田石で頭部に錆が出ています。

多分、古い寺院墓地や都立霊園に行けば山程あります。

恐らく、古い日本の墓石の多くは結構な劣化が見られます。

それは、昔の偉人の墓石でもそうです。

それじゃ、日本の石は悪い石なのか?

そんな事はありません!

例えば、錆が出ている稲田石。

これを大昔は『錆稲田』と呼んでいまして態々『錆サビ』が出る稲田石を売っていたんです。

何故か当時の風潮で、稲田石に錆が出ると『花が咲いた』と言って運が開ける。

そういう話からきています。

だから、国産の墓石だから錆が出ないのは嘘で結構な石で出ています。

 

つぎにこれです。

凄く綺麗でしょう?

真壁石の最高の石、青手ですが、流れやふが沢山出ています。

ですが、この石の場合は、『いいふ』が出ていますね…

良い紋様じゃないですか…そう墓石店なら言うと思います。

だってこれ、最高級品のなかの最高級品ですから…

 

味があって凄く良いでしょう?

ですが、劣化しているかどうかであれば、凄く劣化しているし、問題がある石ですよね。

ですが、これを劣化とは言わないんです。

「風情」と言います。

これを解って買うのなら国産の墓石は凄く価値があります。

どんな高額な石でも良い所も悪い所もあります。

全部説明を受けてから決めた方が良いと思います。

 

国産墓石も中国産墓石もしっかりと説明させて頂きます。

全て聞いて納得してお求めください。

 

 

国産墓石だから良いと言うのはある意味騙しです。

良く「中国やインドの石より日本の石の方が絶対に良いから」

そういう営業をする墓石店が多くなってきました。

そういう墓石店に限って…

フレッシュな笑顔の営業マン。

優しい電話対応の女性アポインターが居る会社が多い…

そして、その人たちの多くは現場を知らない。

実際に古いお寺や霊園に行ってみれば解ります。

日本の石だって、そんないう程じゃありません。

少なくとも数百年綺麗でいるなんてあり得ない。

ですが…目の前に山ほど、それが解る墓石があるのに…信じ切ってしまい…ああっ国産の墓石って良いんだ。

そして、中国の石や加工は良くないんだ…そう思いこまされてしまう。

公平に判断すれば…事実とかなり異なります。

まず、これどう思います。

良く墓地や霊園でこう言う感じに朽ち果てた墓石を見かけませんか?

後ろの墓誌や外柵の羽目も含んで結構痛んでいますよね?

凄く古いんでしょう?

そう言うと思いますが、昭和40年前後…100年はおろか50年前後なんです。

これらの石は恐らく安山岩だから当たり前と言えば当たり前です。

ですが…決して安い石じゃありません。

例えば高級な石で有名な『本小松』は安山岩…遅かれ早かれ確実に将来こうなります!

 

次はこれです。

クリックすると拡大されます。

 

純国産墓石です(国内加工の日本の石です)

真壁小目石の最高級品なのですが、錆も出ていれば、流れもあります。

そして、酷いブチがありますよね…

ですが、この石を墓石店の多くの人は悪いとは言いません。

実際に、この石塔だけで100万円近い金額で販売されていた墓石です。

しかも、当時の100万円は今の金額にしたら倍以上の価値があると思います。

ちなみに、国産墓石を販売しているいる墓石店や石材店ではこのブチを「ふ」と呼びます。

「いやぁ青々していて良い真壁石ですね! しかも独特の「ふ」が沢山入っていて素晴らしい」

 

これが石屋さんから見た評価です。

もし、この1/3でも中国の石で出たら

「安い石を買うからそうなるんですよ! 交換した方が良いと思いますよ」

そういう評価になります。

実際に此処までの状態の中国の石は見た事がありません。

ちゃんと公平な評価はされていない気がします。

普通の一般人から見たら…どうでしょうか?

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これも国産墓石です。

右下に白い線が入って上に拳大の大きな薄い「ふ」が入っています。

ですが、これで、綺麗な石なんです。

「なに言っているんですか?「ふ」が入っているからこそ…」

そういう説明をされると思います。

 

国産墓石だってこういう風に悪い面が沢山あります。

国産だから大丈夫です!

そう言うのは本当に良くないと思います。

どんなに高い石、有名な石でも悪い面は必ずあります。

そう言った欠点を素直に教えてくれる。

それが良い墓石店だと思います。

少なくとも中国の石は悪い石が多いですが、国産なら絶対に質が良いですから…

そういう墓石店には騙されないで下さい。