最近、良く、中国の墓石の薬品問題を記事にしている方も多く居ますが…
日本も結構昔は酷かった時がありました。
それは、墓石を綺麗にする為に『塩酸』を使っていました。
どんな時に使うのか?
当時はまだボンドで施工するのでなく、セメントやモルタルで施工していました。
その為、墓石の表面にセメントがついて取れなくなる場合もあります。
そのセメントがとれない場合に塩酸を使うのです。
『御影石の正面のセメント汚れを取るには、水で濡らしてから弱い塩酸で汚れを落とし水洗いする』
こんな感じの事が当時の墓石の施工マニュアルにはあります。
※流石に最近はしていないと思います。
墓石の加工技術は日進月歩…
少し遡れば…結構いい加減な感じです。
今となってはおかしな話ですが…当時は当たり前。
そんな事が結構あります。