黒御影は固い石です。
良く安売りの墓石店では3000番位までしか磨きませんが、石の坊は最高峰の美術工場を使って5000番まで磨きます。
するとこの様に何とも言え無い光沢が出ます。
薬品なんて一切使わなくてもPANやクンナムは光沢が出ます。
もし、予算が許すなら インド黒 PANを検討してみませんか?
まずは、お見積りを…
黒御影は固い石です。
良く安売りの墓石店では3000番位までしか磨きませんが、石の坊は最高峰の美術工場を使って5000番まで磨きます。
するとこの様に何とも言え無い光沢が出ます。
薬品なんて一切使わなくてもPANやクンナムは光沢が出ます。
もし、予算が許すなら インド黒 PANを検討してみませんか?
まずは、お見積りを…
良く2000万円の墓石とか3000万円の墓石…
良くそういう話を聞きますが、関東だとその位のお墓は幾らでも建っています。
例えば、都立霊園の偉人のお墓は、どう考えてもそんな金額で収まらない墓石が多くあります。
神奈川…鎌倉や三浦半島にある高級霊園にも…私が見た中で驚いたのは…
恐らく、億に近い墓石です。
億って言うと驚くかも知れませんが…36㎡…外柵迄庵治石。
しかも、洋型の墓石は、まるでトラックの様に大きかった気がします。
流石に、私が作った墓石じゃないから写真も取れませんでしたが…
砂利の代わりにタイガーアイが敷いていました。
関東圏のバブルの墓石…偉人の墓石なら…余裕で高額な墓石があります。
群馬で、お見積りを出したお客様のお墓は90㎡。
昔は墓石にお金を掛けていたから…高額な墓石は、普段見逃しているだけで山ほどあります。
大きな墓石の工事も自信があります。
この間、事務所を整理していると、自宅墓の資料が出てきました。
最近だと、自宅にお骨を置いて供養する方法も受け入れられていますが…
当時は残念ながら受け入れられませんでした。
自分では凄く知恵を絞ったのですが…
写真は試作品G663で作成しています。
もし興味がありましたら、石の坊の展示室に今もあったりします。
お骨が手放せない方、ペットの墓石に如何でしょうか?
先日、「富山のお墓の営業マン宮崎さん」(宮崎さんのプログはこちらです)か ら都営霊園のリフォームのお客様の紹介を頂いたのですが、、、驚く事に紹介料を辞退されました。
紹介じたいのお話しも宮崎さんからではなく、お客様と メールでやりとりした時に教えて頂き。お礼をかねてメールをした所。
「お金や名誉でやっているのではなく、私はお客様に良いお墓を建ててもらいたいだけな んです。」との事でした。
実は私は「紹介業者」や「お墓の評論家」は余り好きではありません。それは勤め人時代に物凄く気を使っていたからです。紹介料 の関係で「高く販売すればするほど紹介が増えます。」紹介料は石工事の10パーセントから30パーセント位が多いので、高く販売すればするほど紹介業者の 実入りは高くなります。墓石を高く販売すれば営業としての評価が会社で高くなり、更にその高額販売が業者の目に留まれば「紹介が指名で入ります。」私が勤 めていた会社では大手という事もあり多い時には年間20億円相当の紹介が入ります。その為、紹介会社に気を使うレポートをあげたり、来社の折には接待した りと大変でした。 正直墓石店ではなく「ホスト」にでもなった気がした位です。何を言いたいかと言えば「高額でお墓を販売する業者や営業」こそが「紹介業 者やお墓の評論家から紹介が貰える」そういう事だからです。そんな中、本気で「自分の紹介料は要らないから、その分お客様に」とはなかなか言う方はいませ ん。(偽物はいます。)宮崎さんは「素晴らしく、信頼のおける墓石の専門家」その一言につきます。
私の知っている墓石関係者で本当に紹介料をとらなかった本物の墓石の専門家でした。
今は、引退されています。
懐かしい思い出です。
どうして激安を売り物にできる石材店があるのかを考えてみましょう。
いろんな要因があると思いますが、先ずは使用する石に関して考えてみます。
激安墓石は国産?中国産?
激安墓石店の言い分。
国産の石は品質が良くて海外の石は品質が落ちると言われますが、科学的な根拠はありません。
国産の石だけが良いと言う事はありませんし、外国産でも良質な石はたくさんあります。
石は地球の同じ鉱物資源であり産地での比較はナンセンスです。
国産の石はブランド化しているのでこういう評価がされるのです。
老舗、大手墓石店の言い分。
日本には春夏秋冬という「四季」があります。気候や気温、湿度に大きな高低差があります。
この気候の変化は石に対しての耐久性や耐熱性などに考えている以上に影響を及ぼします。
風土に馴染まない石材の場合は黄ばみ・割れなど様々な劣化の原因につながります。
国産石はその気候に耐え、色や外観に深みを増したり、100年以上も前から採石されている丁場の石が現在でも使われています。
さてどちらの言ってる事が正解なのでしょうか?
そして、こんな事も良く言われています。
中国材・・良質な物が少ない。
インド材・・石は硬くて吸水率は低いです。
国産材・・硬さと吸水率は中国材とインド剤の間くらいですが経年とともに何とも言えない味がでます。
※ 味とか風合いは個人の好みの問題かと思います。
激安墓石の多くは輸入材、主流は中国材
確かに国産でも外柵にしか使われない安い石はありますが、本碑に使うことはありません。
石は安くても日本人に加工させれば人件費がかさんで価格は高くなります。
激安を売り物にしてる石材店の多くは輸入材でその多くは中国材と言っていいと思います。
激安を売りにしてる石材店は、中国材と国産材はほとんど差がなく石には等級など無いとHPなどに書き込みしてあるのを良くみます。
等級と言っていいのかわかりませんが、
同じ石でも色が濃くて目が細かい石は色が薄くて目がやや粗い石は安いのです。
激安商品が最高の材質を使っているとは考えにくいです。
消費者が墓石店を回ると、いろんな墓石店を回ることになります。
国産を主にしてる墓石店や支店をいくつも持ってる墓石店、激安の墓石店、それぞれ方向性が違う墓石店をまわるのです。
これが消費者が墓石店をいくつも回っても何が何だか分からなく理由だと思います。
激安の墓石は同じ石でもおそらくランクの低い石で、販売してる石材店はその事は言わずに輸入材も国産材も品質に変わりはないと言ってるのではないでしょうか。
安い石を高く売ってるのはいくらでも聞いた事がありますが、品質の良い石を安く売ってるとは聞いた事がありません。
激安の墓石だから耐久年数が劣るとかそういう事はありません、御影石には間違いないので心配はありません。
中国での「加工」
中国での「加工」に問題があるというのは、「研磨」や「表面の仕上げ」が何をしてるか分からないからです。
中国の工場は福建省の厦門というよころに集中しているんですが、各工場によって技術の差があるようです。
早い話が「加工料」が高いところと安いところがあるんです。
研磨の工程
以前の上司に墓石は「7回磨かないと完全な仕上げにはならない、中国の安い墓石は三回しか磨かないでワックスのようなものをかけてくる」と聞きました。とくに最終のポリシングという加工は職人の腕の差が出るそうです。
通常の研磨が7回であるのに、それを3回で済ませるというのは乱暴だと思いますが、現地では何をやってくるか分かりません。
加工料が高い工場はちゃんと支持すれば表面に薬品やワックスなどを塗らずに仕上げてくれるそうです。
しかしこれは現地に赴ききちんと交渉しないと言うことを聞いてくれないそうです。
石目は大丈夫なのか?
ある墓石店の店主は「最近は石を見ることが出来ないヤツばかりで困る、墓石屋はやれても石屋はやれん。」と言われました。
石の目を見ることが出来ない石材店が増えてきたと言いたいのです。
中国の工場に「うちの墓石は全て縦目に合わせて加工して下さい。」という要求をすれば加工代は当然高くなります。
庵治石などは石目をあわせる為に実際にお墓にする石の数倍もの石を使用するそうです。そうやってブランドを守っています。
最近はいろんなホームページに才数の事も書かれています。才数とは石の単位で石の絶対量を表すときに使用する単位です。
単純に「40才」の墓石があったとします。目を合わせなければ歩留まりは小さく価格は安くなります。
しかし全て同じ縦目に合わせた場合はどうでしょう?歩留まりは大きくなるはずです。
使用できない石が多く出てしまいます。
目をあわせていない墓石を時々見かけます。激安のお墓が目があってないとは言いませんが、最初から「表面にはワックスや薬品を塗らずに研磨して、石目を全部合わせてくれ」という支持を出したら安くなりますか?
激安の墓石でも同じ御影石なので耐久性に問題がある事はありませんが加工に対してグレーかも知れません。
条件をクリアしてもまだ激安で提供出来る墓石店があったとしたら、
迷わずその墓石店でお墓を建てればいいと思います。
しかしそのような墓石店は無いのではないかと思います。
これが良く、言われていた激安墓石店の見解でしたが…石の坊では違います。
それは…
此処が石の坊の原点。
大手石材店
老舗の墓石店
激安の墓石店
全部ひっくるめて同じ土俵で相見積もりで戦わせれば良いと思います。
例えば、「真壁石の9寸角、外柵は稲田石」
こんな感じです。
本当の激安の墓石店とは同じ土俵で安い墓石店の事です。
墓石の原価って幾らなの?
私の場合は独立するまで大手石材店に勤めていましたが…
大体1割から3割です。
例えば、1㎡から2㎡で、『うちは墓石に200万を掛けたんんじゃ』
そう言っている方のお墓で恐らく原価は20万~掛って60万円。
悲しい事に激安の墓石店だと80万円以下で買える可能性が高い墓石なのです。
だけど、これは仕方ありません。
だって…大手石材店や老舗の墓石店は莫大な維持費がかかるからです。
石の坊では安く墓石を販売する為にこの様な事を心がけて販売しています。
これは15年経っても変わりません。
原価を削るのでは無く、自分の利益を削る…それが石の坊です。
お墓を建てる時に黒の石を使用することは、私はあまり推奨してはおりません。
使用してもいいんですが、それはインドのクンナム級の石の場合のみで中国の山西黒は個人的にはお勧めはしたくありませんね。
黒い石は油につけた石
「この石は黒く見えるけど中国で油につけてるね、そういう事を聞いたことがあるから間違いないね」そういう墓石店がいました。
石を油につけると染みこんで水に濡れたように色が濃くなるんです。
聞いたところ重油につけたということでお墓の外観は黒かったそうです。
まさか重油につけて黒くした石を山石黒などと言って売ってたんでしょうか?
まったく謎です。
もちろん聞いたのは関東の方で北陸ではこのような事を聞いた事はありません。
墓石店さんのHPにはやたらと「ブローカーには気をつけろ!」と書いてあります。
まともな石屋なら重油につけた石を販売するわけがないですからね。
この疑問の回答は今なら出ています。
本来の山西黒は茶色なのですが日本からの指示で染めていました
染めなくても黒い山西黒はありますがカイザーブラック、インペリアルブラックと高価です。
今現在も黒の石にワックスは使いますが、重油ではありません。
これが薬品です。
中国から送って貰いました。
一番近い成分は靴用の液体WAXでした
左がWAXが掛った石。
右がWAX無しの石。
気になるなら注文時にWAX無しでも受けて貰えます。
工場からしたら1工程少なくなるから喜びます。
ただ金額は安くなりません。
一生に一度しか建てないお墓をずっと綺麗なままで外観を保つために注意する事をまとめました。
風化に強い石材を使用する
正しいお掃除
効果的なコーティング
墓石には風化に強い石材を使用する。
なんといっても吸水率が低く風化に強い石を使う事です。石材の試験結果で同じような数値でも実際には優劣がハッキリと分かる事があります。
特に中国材はどれも同じような試験結果が出ていますが、吸水したあとの水はけなどが違います。
吸水率は同じくらいの数値でも早く乾く石となかなか乾かない石があります。
どちらの石を使えばいいのかはお分かりでしょう。
考えなければならないのは予算内でどの石を選ぶかです。
国産材で選ぶ
[和墓・洋墓・デザイン墓]
墓石 | 外柵 |
大島特級(愛媛) | 大島二級(一級でも)、真壁など |
紀山 (福島) | 真壁中目(小目でも)、稲田など |
真壁小目(茨城) | 真壁中目(小目でも) |
万成 (岡山) | 国産材その他 |
国産材で文句なしでお勧めなのは「大島」です。
硬度が高く吸水率も低くく、数十年たっても色あせしないのは驚異と言ってもいいでしょう。
ただ大島の特級は価格も高価でお墓の大きな地域ではとても使用出来ません。
そのつぎが紀山です。この石は採石されたのが1982年と歴史が浅いのですが、大島同様長く美しい外観を保ってくれます。
丁場が新しいので安定した供給が得られます。
関東で白御影石と言えば真壁です。
都内でも40年くらい前から使用されていますが、表面を触ってもツルツルです。
デザイン墓なら万成もいいでしょう。万成を使用した場合は外柵に使用する石はどうしてもG663やG634(中国)のようなピンク系の石が多く使われる場合があります。
墓石をインド材で選ぶ
[和墓・洋墓・デザイン墓]
墓石 | 外柵 |
クンナム・M-1 | 銀河・アーバングレー |
銀河 | 銀河・アーバングレー |
アーバングレー | 銀河・アーバングレーその他 |
ニューインペリアルレッド | 銀河・アーバングレーその他 |
マハマブルー | 銀河・アーバングレーその他 |
とにかく硬くて吸水率が低いのがインド材の特徴です。どの石を使用しても外れはありません。
しかし色目の濃いものや美しいものは国産石よりも高価なものもあります。
黒い石の場合は高品質なものを使用したほうがいいですが基本ハズレはありません。
『腐ってもインド材』そういう言葉があります。
お勧めはPAN、クンナムです。
真っ赤な石はインペリアルレッドが代表で深紅のものはとても綺麗です
。洋墓やデザイン墓によく使用されます。
アーバングレーはとてもコストパフォーマンスがよく、国産の安い石を使うくらいならこの石を使った方がいいです。
墓石を中国材で選ぶ
[和墓・洋墓・デザイン墓];
墓石 | 外柵 |
AG98 | AG98、G623 |
G663 | G663、G635 |
お墓が大きい地域では中国材が多く使われています。おすすめはAG98、ピンク系ならG663です。
G654、G614も多く使われていますが、外観を長い間綺麗に保つという意図からは反しますので推奨はいたしません。
正しいお掃除
使用する物
タオル スポンジ(裏面にスコッチブライトがついていないもの)
必要な物
大量の水
これだけです。亀の子タワシは使用しないほうがいいです。
お墓を拭く場合は必ず濡れたタオルを使用するかお墓を水で濡らしてから拭いてください。
お墓の表面は大気中の無機物質などで汚れていますので乾拭きは厳禁です。
水を流したあとは固く絞ったタオルでお墓全体を拭いてください。
掃除はこまめに行うほうがお墓の外観は綺麗に保たれます。
コーティング
セラミックコーティング、光触媒コーティング、防水加工、液体ガラスコーティングなど色々なコーティングがあります。
綺麗な外観を保つ為にコーティングは使われていますので、お墓にコーティングをしたら必ず効果は現れます。
基本的にコーティングは新しい時にしないと意味がありません。お墓を建てて三年以内でないとコーティングいたしませんと書いてあるHPもありました。各社いろんなコーティング方法があります。
良い墓石店を見つけるにはどうすればいいのでしょうか?
知ってる人に聞く
実際に知り合いに墓石のを建てた方がいるなら、その方から情報を得るのが一番です。
墓石の場合は自分で調べてから専門家に聞く以外に方法はありません。
自分の探したいものが未知の分野である場合は、参考になるものが無いので自分で調べるかその分野に詳しい専門家の手を借りる以外に方法はないのではないかと思います。
多くの場合、自分で調べる事は徒労に終わる事が多いと思います。調べるべきポイントが分からないからです。
自分で調べて偶然に「正解」に出会う事も無いとはいえませんが、ほとんど自分で調べてもハッキリとした答えは浮かび上がってきません。
だからこそ、墓石関していうなら、墓石の専門家に聞くのが一番。
ですが…かなり多くの墓石店の営業はプロでない方が多いです。
墓石店との付き合い方
過剰な安売りは逆効果では?
価格を値切り倒すのも良いとは思いません。
今後の石材業界を考えると
過剰な安売りは逆効果では?
なぜ安く売れるのかは消費者はわかりません。価格を安くできるのは「仕入れの安さ」と「設備にお金をかけない」、この二つでしょう。
安売りを全面に押し出してる墓石店はほとんど国産材を扱っていません。注文があればどれだけでも仕入れられますので国産の石も扱わないという事はありません。
国産材に等級があるように輸入材にも等級があります。まあ等級というか、同じ石でも石目が細かく色が濃いものが少し高めに価格を設定してあります。
激安墓石店にいちばん良い等級の石が使ってあると思いますか?
他業種からの参入の場合(例えば地元の商社や葬儀屋や仏壇屋)、展示場を持っていない場合があります。
こういう場合は展示場がない分、経費がかからないので価格は安くなると思います。
ただこういう業者は社内で基礎工事やお墓の施工などをできないので全て外注です。安いからとお墓を購入して、子孫の代になって修理しなくてはならなくなった場合はどうするのでしょうか?
価格を値切り倒すのも良いとは思いません。
二つの墓石店を掛け持ちして、あらかさまに競合させようとするお客様がいらっしゃいます。もっとひどくなると相手の墓石店の見積書を見せて値引きを要求されるお客様もいらっしゃいます、いくら構造が違うとか使用してる石が違うと説明しても聞く耳を持っていらっしゃいません。
墓石店もできる事とできない事があります。過剰の値引き要求は自分自身に跳ね返ってくると考えてください。
値切り倒された場合は墓石店としては気持ちの良い取引が出来たとは思っておりません。あらゆる工夫をして原価代を下げようとするでしょう。
今後の墓石業界を考えると
団塊の世代がカギを握っています。この世代が墓石を建てる間は石材業界もだいじょうぶかもしれませんが、その後は心配です。
現在、安売りを全面に押し出してる墓石は10年後に石材業界にいるのか?と疑いたくなります。売るだけ売って、ハイさよならって事もあるんじゃないでしょうか?
墓石店との付き合いは建てたら終わりではありませんと、どこを見ても書いてあります。
仮にあなたが建てた墓石店が将来修理が必要な時になって営業していなかった場合はどうしますか?別の墓石店に修理を頼むしか方法はありません、
簡単な修理ならいいかもしれませんが、修理の内容によっては石を破損させる可能性があるかもしれません。そういう可能性があった場合は修理を引き受けるわけにはいかなくて、断るのが普通です。
消費者はお墓の構造など理解してる方はいないと思うし、あなたの子孫ならばもっと分からないことでしょう。墓石店がいくら修理が無理だと言っても理解出来ないのではないでしょうか。
それと墓石店は自社のお客さんを優先するので(通常当たり前だと思いますが)他社で建てたお墓の修理は後回しになることでしょう。お盆まで修理してくれと頼んでも新しく建てるお墓の日程が組み込まれていたらどちらを優先するかは明らかではないでしょうか?
これが大体15年前の専門家の見解でした。
ですが、激安価格で販売する墓石店は品質に気を配り『良い墓石を安く販売』する様になりました。
そして、仕事が少なくなってきたので、何処の墓石店でもリフォームに力を入れています。
勿論、石の坊も同じ…
墓石を綺麗に保つためには
墓石の構造が、「壊れにくい」「カロートに水が入らない」「石材に繋ぎ目のない完璧な構造」になってきています。墓石に使われる花崗岩ですが100年以上はラクにもちます。100年といえば建てた人はお亡くなりになり孫やひ孫の代にまでなっているでしょう。
お墓の構造が壊れないものになってきてるので、正直言えば気にしなくて良くなっています。
墓石の外観の風化、変色
墓石の多くは外観がだんだん味が出てくるのですが、多くの石は経年するたびに色が薄くなったり、色々な影響により変色します。
変色の原因としましては、
石材そのものの品質
石材のサビ
研磨不足
が考えられます。
墓石の品質とサビ
最近は全体的に変色する石は最近は使用はされていないのであんまり心配する必要はありませんが(無いとは言いませんが)、「サビ」は気にする必要があります。
石材に含まれる鉄分が雨と酸化して「サビ」が出るのです。通常はクギの頭くらいの大きさの赤茶色のサビが出ます。鉄分を含んでいない石などありませんが「サビ」が出てくる石と出てこない石があるから不思議です。
墓石店は「サビ」が出るような石を勧める事はありませんので、墓石店にアドバイスを求めるのが良いと思います。
「インドの石」についてはサビが出るというような事は聞いておりません。
濃い石が全体的に薄くなっていく事は避けられませんがこれは変色と言えないと思います。
中国の工場について
中国の良い工場ならば「お墓に薬品をぬらないでくれ」と要請すればちゃんと言う通りにしてくれますし、日本の職人以上に細かい細工を綺麗に且つ、安く仕上げてくるところもたくさんあります。
こう言うと皆さん驚かれますが…
中国の工場は4ランクあり、一番上の美術工場であれば、本当にそうなんです。
石の坊は価格は安くても必ず、美術工場を使っています。