良い墓石店とは

墓石店のHPやお墓の紹介サイトにも「良い石材店を選ぶ事が大事です」と書いてあります

良い墓石店とは

  • 話をじっくり聞いて相談にのってくれる
  • 店舗や展示場がある
  • 過去の施工例を見せてくれる
  • 見積書や設計図が提出されているか
  • 保証書を出してくれるか
  • しっかりとしたアフターサービスがある
  • 基礎工事はだいじょうぶか、工事内容を説明してくれるか

この辺りだと思います。

中国からお墓を輸入するようになってから、工場を持たなくても墓石屋を経営できるいうになりました。

また同時期にブローカーと呼ばれる業者がいたので「店舗や展示場がある」、「過去の施工例を見せてくれる」、この項目を強調していますが、いつまでこういう事を書いているのでしょう。

石材店に勤務していた人が独立するときに、「なるべく安くお墓を提供しよう」と思ったら展示場など作りません。

経費の無駄です。

ボッタくってるのは「老舗の石材店」が多く、見積書も設計図も出してくれないという墓石店もあります。

そう考えるなら『話をじっくり聞いて相談にのってくれる』ここから判断した方が良いかも知れません。

民営墓地について

民営墓地の特徴

  • 墓地全体が綺麗
  • 比較的良い場所にある
  • 見学しにくい
  • 指定業者が決められてしまう
  • ;設計図が簡単すぎる
  • お墓の価格が高い
  • 経営状態が良いのか分からない

公営墓地の絶対数の不足によって都市部で生活する人は民営墓地でお墓を建てないと建てられなくなります。

男の方が先に死ぬので女性が一人で見学に来る場合が多いようで、「見学しにくい」と言われます。

それはすぐに営業がよってくるからです。

名前や住所を言ってしまうと自動的にその人が担当になって相見積もりもとれません。

ただ管理体制というか、経営状況は分かりません。

将来潰れない霊園を探すのはとても大変です。

寺院墓地について

寺院墓地ときくとお寺の境内にある墓地を思い出すのですが、お寺の境内にあるばかりが寺院墓地ではありません。

境内の中にお墓を建てる場所が無くなってきた、または境内が無い寺院が檀家さんの為にお墓を建てる場所を寺院以外の場所に求めた民営墓地と見分けがつかない霊園があります。

公営墓地の一角に寺院が確保してる墓地もあります。

その後に、管理や指定業者の石材店の名前が書いてあります。

この場合、寺院が開発したのか石材店が開発したのか分かりません。

寺院が開発した墓地でも石材店に管理を委託してる場合もあるからです。

墓石を建てるのにキックバック(お布施)が必要な場合があります。

お布施が無かったらお寺は成り立ちません。。

お寺の経営は「お布施」によるものです。

檀家が全くお布施をしなかったらどうなりますか?

お寺は無くなってしまいます。

自分の菩提寺が無くなってしまいます。

仏教徒で、どちらかの寺院に檀家となってる以上は「お布施」は当たり前ではないでしょうか?

※おおよそ石工事の10~20パーセント墓石店に請求される場合が多いです。

石の坊の場合は利益が10パーセントない墓石もありますのでご相談が必要です。

公営墓地について

公営墓地の特徴

  • 自治体が運営する墓地
  • 住民票が該当する地域ないと申し込めない。(例外アリ)
  • 規格が決まってる場合アリ
  • 自由に石材店を選べる、指定石材店が決められていない
  • 宗派は自由
  • 永代使用料と管理費が安い
  • 遺骨を持っていないと申し込めない場合が多い。
  • 子供がいなくても建てられる
  • 納骨堂があるので無縁になっても安心(新しい公営墓地は納骨堂がないところもありますが、これから建てられると思います)
  • 絶対量が少なく当選確率が極めて低い

こんな感じです。

公営墓地といっても自治体が開発した墓地なので安心です。

現在は生前に申し込める場所はかなり少なくなってきて、新しく開発された場合にお骨がなくても申し込める場合があります。

なんと言っても墓石店が自由に選べるので「キックバック」や「建墓料」を余分にとられなくて済みます。
どれだけでも相見積を取れます。

とくに規格が決められている墓地であれば簡単に高いか安いかを判断できるので消費者も不安になることなく契約できるでしょう。

子供がいない人でも建てることができるます。

 

石の坊が一番得意な墓所です。

墓石の紹介サイトを使うと損をします

墓石の紹介サイトを使うと基本碌な事はありません。

その理由としては墓石金額の10パーセントから15パーセントを成約した場合はとられるからです。

その為、その墓石店は、この成約手数料を払う為、割高で墓石を販売しています。

しかも、紹介する墓石店は品質や技術のある墓石店ではなく『成約率』が高い墓石店です。

つまり、良い墓石店ではなく、営業力のある墓石店になります。

もし、墓石の紹介サイトから紹介された墓石店で直に契約したら、かなり安くなります。

 

石の坊では利益が10パーセントを切る商品も多いので残念ながらお付き合いが出来ません。

 

その代り、何処にも負けない位の激安価格で墓石を販売…墓石の相談は石の坊まで

 

 

墓石店ごとに言っている事が違う

理由は簡単です。

どの石材店も正解の事と正解ではない事を言ってるからです。

激安のお墓を建てる石材店と自社加工で国産の石で作ったお墓を主力にしてる石材店
お墓のデザイン性を重視した石材店にシンプルな和墓を主力とした石材店
昔からの石材店に他業種からの参入組

いろんな種類の石材店があるので、その店の経営方針によって言う事が違うのです。


価格の安いお墓を建てる石材店が国産の「大島」や「天山」を勧めるでしょうか?
納骨室に水が入らない工夫をしてる石材店が貼り合せの納骨室のお墓を勧めるでしょうか?
自社の経営方針にあうように話をもっていくでしょう。

激安を売り物にしてる石材店なら中国の石を「品質は悪くないですよ」と言うだろうし、自社加工で国産石でお墓を作ってる石材店なら「国産石は日本の風土にあった石です」というような事を言うと思います。

同時に「国産石は高い」とか「中国の石は信用できません」などと自社の主力でない石などにはこのように言うでしょう。

 

どうしたら良いのか?

答えは簡単です『同じ土俵で戦わせれば良いのです』

同じ図面、同じ墓石、同じ工事でいくらか?

そこで比べて相見積もりさせれば…どこが安くて良い墓石店か解ります。

墓石についての相談はどうすれば良いのでしょうか?

これからお墓を建てようと思いますが墓地も石材店も決まっていない

墓地は決まってますが石材店をどこにしようか迷ってる

この二つが知りたい情報じゃないでしょうか?

墓地も石材店も決まっていない、墓地はもってるが石材店を決めていない(自由に選べる場合)という方々はお墓の紹介サイトに行っても相手にしてくれます。

墓石の紹介サイトには
「相談は無料です。私たちは提携石材店から紹介料をいただいております」と書かれてるサイトが多いです

墓石の紹介サイトの中には相談者が石材店に直接言えない事などを伝えてくれたり良い応対をしてくれるところもありますが『紹介料で生活をしていますから』

ジャッジが正しくありません。

大体が子飼いの墓石店を紹介されるのが落ちです。

自分で調べるしか結局は無いのかも知れません。

激安の墓石について

激安のお墓についてですが、お墓の価格を安くできるには二つの方法があると思います。
企業努力による価格低下と何らかの理由で安いお墓です。

企業努力による価格低下
企業努力によって価格を下げるというのは、現金による大量仕入れや作業効率の向上、在庫を持たない(展示場の廃止または展示場が無い)などのよるものです。

在庫展示品を安く販売する
激安(半額)で買えるのはデザインが古くなり人気がなくなった展示品で墓石にも流行り廃りがあり、全く人気がないデザインもでてきます。そんな展示品を激安(半額)で提供しているというのです。

 

石の坊では企業努力による価格低下を行っています。

激安墓石は石の坊まで

石材店の営業マンについて

同じ石材店でも担当営業によって全く違います。


家族経営以外の石材店には数名の営業マンがいます。 消費者が石材店に見学にいった時に誰が担当するかによって、建てるお墓が大きく異なってくるのを理解されてますか?

  • 1. 会社に忠実な営業マン
  • 2.会社よりもお客様の立場を考える営業マン
  • 3.その中間の営業マン

簡単な質問をします、みなさんは自分の担当にはどの営業マンになってもらいたいでしょうか?

誰が考えても2のタイプの営業マンに建ててもらいたいと思われるでしょう。

1会社に忠実な営業マンの特徴

  • 会社の指示によって石を販売するので、どの石も良い石ですと言う。
  • 常に会社の利益を考えるので見積価格が高い。
  • 会社に好かれるので高い地位にいる。

どうです、みなさんも思い当たるふしはありませんか?

そうですサラリーマンの世界と一緒ですね、石材店ばかりに言えることではなく、およそ商売してる産業全体に言えることでしょう

サラリーマンの世界において、上司からも部下からも好かれるという人はほとんどおりません。

上司に好かれれば(ゴマすり)部下から嫌われる、
部下から好かれれば(上司と対立)上司から嫌われる
ほとんどこのパターンじゃありませんか?

この手の営業マンは顔はニコニコしてますが、見積価格は高いし、将来変色したり外観がかなり経年劣化するような石でも売る場合があります。
在庫品を販売するのが会社にとってもっとも有難いからです。

営業経験も豊富でお客さんの扱い方も上手いので、消費者はコロっと騙されてしまうわけです。(騙すという表現は不適切かもしれません、手玉にとると言ったほうがいいかも)

2会社よりもお客様の立場を考える営業マン

  • 石には優劣があるのでお客さんには良い石ばかり薦める。
  • 常にお客様の事を考えるので見積価格が安い。
  • 会社に嫌われるので、いつもでたってもヒラ社員。

いわゆる良い人です。 良い人過ぎて会社の利益よりもお客様の事を考えてしまっていつも上司と対立します。

これも普通のサラリーマンの世界とおなじですね。
会社の中では出世できませんが何らかのこだわりを持ってる人が多いです。

ただ中にはこのタイプの人でも誠実で上司にも可愛がられる営業マンもいます。
こういう人はめったにいませんから、担当になったらラッキーです。

3.その中間の営業マン

普通の人です、可もなく不可もなくといった人です。
争いごとを嫌いますので、社内でお客さんの取り合いになった時でも自分から引くような人です。
営業の世界は社内でお客の取り合いなんて日常茶飯事で、取った取られたで営業マンどうしの喧嘩なんて珍しくもなんでもありません。

石材店ばかりじゃなく、銀行や大手の会社の営業でも同じです。

石材店の展示場に見学に行った時、たまたまその場にいた営業マンがあなたの担当になりますが、

その営業マンはどういうタイプの営業マンでしょうか?
営業マンですからどのタイプでも顔はニコニコして応対してくれます。

顔はニコニコしながら「高い見積書と品質の良くない石を薦める」営業マンかもしれませんよ。
まるで民営墓地に見学に行った時に、たまたま順番がきた石材店が担当になるように、消費者は何がなんだか分からないうちに事を薦められてしまいます。

価格が適正か、品質の良い石か、構造が良いか悪いかなど分かりません。

みなさんはどのタイプの営業マンにお墓を建ててもらいたいですか?

私は石の坊という会社の社長ですが個人的には2の営業マンを目指して営業をしています。

薄利多売…良い物を安くを心がけています。