偶になのですが、都立霊園で側面のコーキングが下まで入って無い。
そう言われるお客様がおります。
これは……はっきり言って仕方が無い事だと思います。
何故なら、都立霊園は逃げが1.5cmと決まっていて後から新しいお墓を作った方は隙間が3cmしかあきません。
その隙間からコーキングで目地をするのですが、あとから作成した墓石はどうしても隙間からノズルや手の届く範囲のコーキングになります。
後から作成した墓石は下までコーキングが届かないのは仕様上仕方が無い事なのです。
手書きですがこんな感じです。
その為、新しく墓石を作った方がコーキングという意味では不利です。
これは大手石材店や老舗石材店でも同じで、高級民間霊園を見れば沢山の事例を見る事が出来ます。
だって隙間が無いんだもの、物理的に無理です。
実際にホームセンターでコーキングを買ってみてあわせてみれば解ります。
それじゃ、怖くないですか?
ちっとも怖くありません。
今現在、目地は化粧目地と言いまして、墓石の接着にはほぼ関与していませんから
物理的に問題はありません。
気にしても仕方がありません。
実はこれがあるので墓石は早く建てた方が絶対に良いという話もあるのですが……市営やや都営は後から作るので難しかったりします。
ちなみに横のコーキングを気にする方は柱はつけられませんが横を一枚ものにするのも手ですが、この場合は柱は諦めるしかありません。
ご参考下さい。