基礎工事はかなり重要な工程です。
墓石店からは基礎工事の見積りも出されているとおもいますが大概の見積書には「基礎工事一式」と書いてあると思いますが。
この基礎工事についてもう少し聞く必要があると思います
果たして、どの位の厚さの基礎を打つのか?
鉄筋は入っているのか等詳しく聞く必要があります。
石の坊では 尺基礎の13ミリの鉄筋入りが標準です。
基礎工事の工程は(都立霊園)
1 墓地を掘削して砕石を少なくとも10cmくらい入れてタンピングランマーなどで転圧します。掘削は15cmから20cmくらい掘ります(都営霊園の場合)
2 砕石を少なくとも10cm敷き詰めて転圧した後に寸法にあわせて型枠を組みます。鉄筋やワイヤーメッシュを敷き詰めます。
3 型枠を組んで生コン打ち 生コンを流し込みます。出来れば、雨の日や夏の暑い時期や冬の寒い時期は避けた方が良い。
4 型枠を取り外します。お墓の施工まで最低10日から二週間はあけるのが望ましい。
以上が一般的にネットに出てくる話です。
ですが、この情報はもう既に古い情報になります。
変わった点は3、4です
『出来れば、雨の日や夏の暑い時期や冬の寒い時期は避けた方が良い』
まずコンクリートなのですが、通常のコンクリートは雨が降った方がより強靭になるそうです。
急激に冷えるのは好ましいそうで表面が乾いた後なら別に雨が降っても問題はありません。
それにちょっと値は張りますが『耐水、耐寒コンクリート』なら雨の日も寒い日も問題なく工事可能です。
また、昔と違い…暑い日を避ける必要が無くなりました。
『お墓の施工まで最低10日から二週間はあけるのが望ましい』
これも今は変り…通常のコンクリートで2日間で充分硬化します。
また、ちょっと高級な『速乾コンクリート』なら6時間で充分です。
何しろ、説明には3時間でOKと書かれていますから。
実際、コンクリートを打ってから3時間で車を駐車して壊れない…その位丈夫なコンクリートなのです。
ネットの情報は古い事が多いので新しい知識を身につけるべきです。